鍼灸治療の流れ

問診

現在の症状・既往歴、服用している薬などについてお伺いします。
また日頃の生活習慣(睡眠・食事・運動)やストレスなど心身のあらゆる不安や、
気になることなど遠慮なさらずにお話し下さい。
※診察とともに、身体がどういう状態にあるのか(原因)を把握するため重要な
ことなので丁寧に問診させていただいています。

漢方医学的診察・診断

身体全体の雰囲気や動作、顔色・表情、声の調子、舌の色・形などを拝見します。腹診ではお腹を触診し、その弾力や圧痛、皮膚のツヤなどを確認したり、脉診(みゃくしん)では手首に触れて、その脉の強さ・速さなどの状態を診ていきます。問診や舌診・腹診・脉診などを中心に身体全体の状態を把握して、患者様の体質・体力面、精神状態に合わせた治療方針=証(あかし)をたてて治療に入ります。【漢方医学独自の四診法】
望診: 動作や表情、顔色や舌の状態、皮膚の艶などを診ます。視覚を用いた診察です。
聞診: 声のトーンや話し方、体臭などに注意して聴覚・臭覚を通じての診察です。
問診: 主訴などの症状や睡眠・食習慣・運動などについて伺います。
切診: 脉診(みゃくしん)→ 脉の手に触れるところの深さや強弱や速さ、また手触りなどから患者様の身体の状態がどういう状態にあるのか(生理・病理・病症)を診ます。
腹診 → お腹の肌艶や弾力、張り、圧痛などを診ます。切診の「切」は触れるという意味です。

漢方はり治療

お腹や脉(みゃく)の状態を確認しながら、効果のあるツボ(経穴)を選び、お一人おひとりの症状や体質を重視したやさしい治療をしていきます。
症状の緩和はもちろん、かたくて弾力のないお腹が柔らかくなってきたり、ざらついて潤いのなかったお腹の肌に艶(つや)が出たり、ゆったりとした脉になるなどの脉状の変化で治療効果(気血津液のバランス)を判断します。

*治療の際の服装は、治療着をご用意してあります。

鍼についてお灸について

千秋治療院の6つの大きな特徴!

痛くない鍼と熱くないお灸の治療

接触鍼(刺さない鍼)と髪の毛ほどの極細鍼を使用します。ほとんど痛みがなく患者様には「もう鍼をしているの?」とよく尋ねられます。お灸は熱さを我慢するようなものではなく、温かくて心地良いものです。

生命力(自然治癒力)の強化

鍼やお灸による治療で、自己治癒力や免疫力を活発にする全身の総合治療です。患者様自らが病気を治し・病気をつくらない身体になっていただくことが根本的な治療と考えています。

未病(みびょう)を治す

病気になる前の段階で身体を調えることは大切です。元気になられた患者様も定期的に健康維持や病気予防のために通院いただいています。養生法のひとつとして鍼灸治療を日々の生活に取り入れてみてはいかがですか?

コミュニケーションを大切にします

患者様が安心して治療が受けられる環境づくりを心掛けています。
お悩みや不安、当院の鍼灸治療などについて気軽にコミュニケーションがとれる鍼灸治療院です。

予約制・完全個室

お待たせすることのないように予約制にしています。個室の治療なので、会話などのプライバシーが守られます。安心して鍼灸治療をお受け下さい。

往診治療も行います

ご自宅へお伺いする往診(出張・訪問)の鍼灸治療も茅ケ崎市内に限りお受けしています。お身体の状態や体力面などで通院が難しい方は是非ご相談下さい。